
2016-2020年度ANAグループ中期経営戦略で目指すのは、「世界中のすべてのお客様を高い品質でおもてなし」、「グローバルでのプレゼンスを向上」、そして、「環境問題への対応や観光立国・地方創生などの社会発展に貢献」し、「お客様満足と価値創造」で世界のリーディングエアライングループになることです。
2016年3月、ANAは国際線定期便就航30年を迎えました。
国内線運航中心の航空会社が、1986年3月に太平洋路線に進出し、挑戦と成長のDNAを受け継ぎながら、お客様に徹底的にこだわり続け、英国SKYTRAX社の世界最高評価「5スター」認定を2012年から4年連続で獲得し続けるなど、着実に成長を果たしてまいりました。
これからも世界の多様性を取り入れながら、ANAブランドの国際線を成長の柱と位置付け、LCC事業、商社事業、旅行事業などの各事業においても、高品質なジャパンブランドの世界的認知度の高まりなどの事業環境の変化を追い風に、グループ一丸となってさらなる挑戦を続けてまいります。
私たちエアライングループの提供価値である「世界の人々の想いをつなぐ」「可能性や喜び、体験を生み出していく」ことを通して、日本および国際社会により良い変化をもたらすことができる「世界になくてはならないANAグループ」を目指したいと考えています。
「お客様満足と価値創造で世界のリーディングエアライングループ」という経営ビジョンの実現に向け、グローバルな事業環境の変化に対応できる強靭な体質と攻めのスピード経営で、戦略を着実に実行してまいります。