
KYUDENKO MALAYSIA SDN BHDは、九電工のマレーシアにおける拠点です。
九電工は1944年創立以来、みなさまに支えられ、おかげ様で創立70周年を迎えました。64年には同業他社に先駆け、空調管設備工事に進出したことを皮切りに、環境・情報通信・リニューアルなど、これまで経営多角化を積極的に進めてきました。
近年は、さらに医療画像遠隔診断支援サービスやゴルフ場経営のほか、地域医療に貢献するための医療財団の設立や、福岡のウオーターフロントの活性化につながるベイサイドプレイス博多事業など、地域社会のニーズに応える事業活動にも取り組んでいます。
また、環境に関するテーマも、当社の技術を活かすビジネスチャンスと捉え、09年にエコ事業推進本部(現 エコ事業創生本部)を立ち上げました。従来の風力や太陽光発電事業を推進するほか、当社の省エネ技術を結集し、地球規模のテーマであるCO2削減に取り組んでいます。
さらに、地域再生のカギともいえる農業・一次産業に対しても本格参入し、オリーブ事業を開始いたしました。これらのエコ事業を配電・電気・空調に続く、第4の事業の柱と捉えています。
当社は、社内改革にも着手しており、08年に執行役員制度を導入し、経営におけるガバナンス強化や意思決定の迅速化を図るとともに、コンプライアンス経営を強化するなど、CSRを誠実に果たす取組みも行っています。
さらに当社は、社員は「財(たから)」である、との考えから、中長期の視点に立った、「ひとづくり」を、計画的に進めています。