
マレーシアにおけるトライウォールの活動は1990年にはじまり、1991年にトライウォール・マレーシアが合弁企業として誕生。
そして2007年には100%トライウォール出資に。
現在、クアラルンプール、ジョホールバル、ペナンの3工場体制でマレーシア全土をカバーし、約4.5億円の売上をあげています。
マレーシアのトライウォールのなによりの特徴は、航空機製造業界におけるポジションでしょう。
たとえば、旅客機の翼などの大長尺物をはじめ、大手航空機メーカーの物流を多く手がけており、そのパッケージデザイン力・梱包設計能力は高く評価されています。いまでは最初にオファーをいただけるまで信頼を勝ち得ています。
この他、自動車製造部品、家電製品関連、食品関連などが主な取引先となっています。
今後の展開としては、産業用重量物梱包のリーディングカンパニーとして、パッケージソリューションプロバイダーとして、梱包設計能力を活かした新しい包装提案、エコフレンドリー、マテリアルセービングな提案を行っていきます。
マレーシアでも製造業の中国などへの移転が増えていますが、マレーシア政府は高付加価値製造業への優遇措置を打ち出し、GDP6%成長を計画。トライウォール・マレーシアは毎年10%成長を見込んでいます。